『後見される側』の声を届ける

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~会員のエピソード・当会に寄せられた声(一部)~

岡山県 K.Kさん

障がいを持つ息子の保佐人をしています。
私がなくなった後、人間らしい対応をしてもらえるのか家裁に尋ねましたが、「ビデオを見るように」というだけでした。
私が元気な間に、今の「財産管理」優先の後見制度を少しでも変えられるようにしたいです。

千葉県 H.Kさん

主人の弟は独身で東京都葛飾区在住。
義弟は認知症で、たびたび徘徊があったようで、葛飾区役所から「後見人をつけますね」と連絡あり。安易に「いいですよ」と言ったら司法書士が義弟の後見人となりました。
義弟の様子について唯一の身内である主人に連絡があるのかと思ったら全くない。「弟さんを施設に入れるのでマンション売ります」と言ってきたので「ダメです」と言ったら「もう貴方には連絡しない」と言われそれきり。
売却されたマンションは義弟が入所した施設の名義になっており、リフォームして、現在売りに出ています。
義弟のことも心配ですが、子のいない自分たち夫婦のことも心配です。 

埼玉県 Y.Yさん

1964年生まれ、初めての人には人見知りするタイプです。
行政書士が父の後見人をしていました。その人に、私が自分の金銭管理を出来ないと思われ、区役所の社会福祉協議会の人が、私の話を聞かずに私の通帳を持って行ってしまいました。そして、その人が手続きを進め、私に無理やり司法書士の保佐人がつきました。
保佐人がついてからは最悪です。暴言吐くし自由にさせてくれません。職場で事故があっても「頭を下げて働かせ続けてもらえ」と言います。私の味方ではありません、保佐人を外したいです。
保佐人がいなくなったら安定した暮らしをしたいです。宝塚歌劇団のファンなので舞台を観に行きたいです。 

神奈川県 S.Tさん

躁うつになってしまった妹。高額なモノを買いあさり、サラ金から借金し、食欲も低下、多弁ほか自宅での生活もままならず、入院するほどでした。
見かねて、姉である私が、保佐人となりました。それが平成18年です。
令和3年になり、家裁から「被後見人に一定の財産がある場合には、①後見制度支援信託または②支援預金(後見制度支援信託に並立・代替する金融方針)の利用を検討し、支援信託・支援預金を利用されない場合には③後見監督人を選任することとしました。本件においても、これに該当しますので、担当裁判官の指示によりご連絡を差し上げた次第です」と横浜家庭裁判所川崎支部後見係の書記官から事務連絡が届きました。
最初はびっくり&ドキドキでしたが、よくよく考えると「うちは保佐なんだけどなあ」と思って書記官に伝えると、「ああ。保佐の人は監督人なんで資料はこっちですね」と、間違いを認めることもなく、謝るでもなく、社会人としての異常な態度にびっくりしました。 

秋田県 K.Yさん

父が亡くなり相続が発生しました。
相続人は、私と弟と母の3名ですが、母に少し認知症があったので、たまたま目についた駅前の司法書士に相談しました。
その司法書士は、
「お母さんが認知症なので後見制度を使わないといけない」
「これに書いて出せばあなたが後見人になれる」
「手続きは大変だから15万でやってあげる」
というので、言われたとおりにしました。
しばらくして、家裁から通知が来ました。見ると、その司法書士が母の後見人になっていました。「話が違う」と思い、司法書士が家裁に出した書類を取り寄せたところ、「当初から事情をよく知る書類作成者司法書士が、後見人として、遺産分割協議と後見信託をしてから、申立人が後見人となることを承諾している」と勝手に書かれていたことが判明しました。
あまりにひどいので、法務局へその司法書士の懲戒請求をしましたが、法務局は不問としました。
司法書士も司法書士なら、司法書士を監督する法務局も法務局だとあきれてものが言えません。

宮城県 A.Aさん

地域包括として、市長申し立てを7件やりました。
その先どうなったか心配だったのですが、やはり、トラブルやストレスがあることがわかりました。
軽々しく後見制度につないではいけないと反省しています。

福島県 I.Sさん

子どもに障害があるので、親の会をしています。
家族が後見人になれる制度であれば、将来利用したいと思っております。
併せて、家族信託・親権代理の任意後見・生命保険信託についても、うちに当てはめた場合どうなるのか、本当にそれで大丈夫なのか、どうすれば安心して暮らしていけるのかを知りたいです。
後見制度については、成年後見人や後見監督人が、障害のある本人の財産を、本人の意思決定をもとに、適正な判断で、正当に使われる制度であること、その制度運用を監視する第三者機関が地域にあり、身上監護も含めて障害者の権利が守られるような制度になって欲しいです。 

愛媛県 G.Hさん

息子が脳出血で倒れました。息子が買ったばかりの家のローンがあったので、司法書士に相談したところ、「後見しか方法がない」と言われました。
親である私が後見人になるものと思っていましたが、財産管理はその司法書士、それ以外の事務は私になりました。財産管理といっても、月一回施設に費用を振り込むだけで、息子の財産から月数万円の報酬(費用)が取られています。親であり後見人でもある私に息子の財産状況の説明もありません。
これから後見人をつける人に、少しでも後見制度の欠陥をお知らせすることができるなら、そして、少しでも制度を改善することができるならばと思い入会を決意しました。
 

沖縄県 K.Mさん

琉球新報で、後見の家族会ができたという記事を見て、脳がいたく喜んだんです。後見制度を使っている人たちで「胸の内を明かす」のはとても大事なこと。これからが楽しみです!

●お知らせ

  • 2021/9/5 会員向け【後見掲示板】をオープンいたします。非会員の方はリプで参加できます。掲示板はこちら(準備中)
  • 2021/8/30 令和3年9月4日 Zoom家族会ミーティングを行います。会員のみなさまにはメールでご案内いたします。
  • 2021/9/22 フライヤーをダウンロード・印刷していただけます。こちらからどうぞ

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